捨てまくる衝動が落ち着いた今、ミニマリストになりたい理由をしっかり考えてみた結論。
カオスと化した場所をどうにかするため、昨年の夏から物を減らしています。
まだ物は多いですが、今は頑張って捨てなくても、そこそこ片付いた状態をキープできるようになりました。
大きな不満は、そこそこ解消されたことになります。
でも、その一方で、暮らしに物足りなさを感じていました。
スッキリ空間を維持できるようになっても、です。
やりたい仕事(看護師)をやっていても、です。
家族関係が良好でも、です。
これがジレンマで、ある意味悩みでもありました。
何が原因で、こういう心理状態になっているんだろう?
ずっと考えてました。
いろんな本を読みまくってました。
それで見えてきたことがあります。
ある程度の持ち物の取捨選択が終わったら、ミニマリストになりたいなら次のステップに進む必要があるのです。
それは、満たされているはずの生活で、物足りなさを感じている原因を明確にすること。
そして、なりたいミニマリスト像を、しっかり具体的に決めこと。
ようやくそのことが腑に落ちたので、記事にしたいと思います。
捨てまくる衝動が過ぎてからの課題をクリアするために
物を捨てまくっていた時の私は、気分が異常に高揚している「断捨離ハイ」の状態でした。
捨てることに快感を覚えていたのです。
カオスと化した場所がスッキリするのは、本当に気分が良く、楽しかったです。
でも、それが落ち着いてしまうと、何を励みに暮らしに楽しみを見出していけばいいのか分からなくなりました。
娘たちが幼い頃は、日々成長していく様子が楽しみだったし、励みでもありました。
でも、その娘たちはこの春、中学と高校を卒業します。
親が直接的に関わることは、もうほとんどないほどに成長しました。
あとはもう、教育費というお金を出すだけです(苦笑)。
子育てがひと段落した今、気づいてしまったのです。
心の底から渇望するほどのやりたい事なんて、新しくチャレンジしたい事なんてなかったという事に。
唯一続けたいのは、ブログを書く事でした。
なのに、何をどう発信していいのか分からず、迷走し、年が明けてからは、書けずにいるのが悩みでした。
もっと、気楽に更新すればいいのでしょう。
でも、それが出来なかったのは、私が完璧主義なせいだと思います。
完璧主義の弊害ですね。
(完璧主義を手放したいけれど、いつの間にかこういうパターンになっているので、なかなか直りません・・・。)
ブログを書き続けるためにも、どんなミニマリストになりたいのか?もう一度しっかり見つめ直す必要がありました。
なりたいミニマリスト像の決め手となった言葉
ミニマリストと一口に言っても、数多くのミニマリストの人のブログを拝見すると、ポリシーも人それぞれですね。
そのポリシーも、なるほど、納得いくものばかり。
突き抜けている人って、かっこいいですね。
どれもこれも参考になりすぎて、肝心の私自身がどうなりたいのかは分からなくなってしまい、余計に混乱しました。
その混乱をといてくれたのが、フランスの執筆家ドミニック・ローホーさんの言葉です。
その一部を紹介します。
ミニマリストとして生きる利点は、
必要とするものが限られているからこそ
数少ない所持品に最高の品質、快適さ、使いやすさを基準に奮発できることではないでしょうか?
「シンプルだから、贅沢」ドミニック・ローホー著より引用
これだ!
そう思いました。
ずいぶん前にも、この言葉に触れて感銘を受けていました。
でも、いろんなブログを参考にしているうちに、節約系ミニマリストの考え方とごちゃ混ぜになってしまい、混乱していたのです。
無駄に贅沢はしないけれど、
コレ!というものには奮発して、生活の質を上げて行けたらいいな、って思います。
私は庶民なので、全てのものを最高品質にすることは、かなり難しいです。
だから、買い物、特に身に付けるものについては、厳選しなければなりません。
厳選して最高のものを手に入れ選び抜いたものだけを所持する。
心から納得した買い物をし、喜ぶ快感を得たい。
それが私がミニマリストになりたい理由です。
おわりに
この4月から娘達はそれぞれ進学し、看護学生と高校生になります。
経済的には、ここ3年間が正念場。
私の人生の中で、最高にお金がかかる時期になると思います。
幸い高校は公立なので、出費レベルとしてはマシなんですけどね。
それにしてもこの2ヶ月間で、恐ろしいほどお金が飛んでいっています。
入学金、授業料、娘と私のスーツ代、成人式用の振袖の予約金の支払いがありました。
さらに5月までは、教育費の出費と年金税金の支払いがあるので、恐ろしいほどお金が飛んでいく状況が続きます。
節約を意識せざるを得ません。
でも、惨めな節約生活はしたくありません。
楽しい節約生活を送るためにも、これ!と決めたものだけに奮発するミニマリストになりたいです。