出番がないキッチンツールを捨てる。ズボラ人間にとっての便利グッズの盲点とは?
シリコーンのジャムスプーンが劣化したので、新しいものと交換しました。
ついでなのでキッチンツールの見直しです。
便利そうだからと買ったものほど、使われずに引き出しの奥底で眠っていました。
便利になるはずの道具には、盲点があったのです。
出番がないキッチンツール
調理に使う道具は、よく使うものは出しっ放しで、その他はシンクそばの2つの引き出しに収納しています。
今日は、ここの見直しです。
片付け前はこのような状態です。
約築25年のマンションの作り付け収納。
こうして写真に撮ると引き出しの劣化具合が目につきますね・・・。
使いたいものが迷子になるということはありませんが、使っていないものもあるため、それを抜くことにしました。
家事が苦手なりにも主婦を18年もやっていると、使う道具は大体決まってきます。
便利グッズに手を出したこともありますが、結局使うのはオーソドックスな道具ばかりです。
一つの道具で何通りもの使い方ができる方が、道具選びに迷わないという点で、ズボラ人間にはその方が便利。
どの道具を使って調理すればいいか選択肢が多ければ多いほど、料理は疲れる・・・。
料理が嫌いな私にとっては、ますます料理をしたくなくなる原因になったりします。
便利グッズは用途が限られているため、出番も限られ、そうしているうちにその存在すら忘れてました。
今回処分するキッチンツールはこちらです。
シリコーンスプーン
黒い方は無印良品のシリコーンジャムスプーンです。
どちらも小回りが利いて使いやすく、ヘビロテでした。
おかげでボロボロ。
どちらかというと無印製の方が使いやすかったです。
2本処分して、新しく入れたのはシリコーンジャムスプーン1本。
結果的に管理する量を減らしました。
↓お次はこちら。
生協のカタログから購入したものです。
初めは右側の小さい方を使っていました。
大きいタイプも出たので試しに使ってみたら、こちらはお玉のようにも使えて楽に盛り付けができて便利!
今はもっぱら、大きい方ばかり使っています。
小さい方は今後も使うことはなさそうなので、処分することにしました。
スプーンの形をしたおろし金
この小さなおろし金で、何をおろすのでしょうか?
答えは、生姜です。
生姜紅茶をするために買いました。
生姜紅茶は体を温める効果があると聞いて、冷え性の私は飛びついたのです。
必要な量の生姜をおろして、そのままこのスプーンごと紅茶の中に入れてかき混ぜる、という使い方です。
大きなおろし金を使うことを考えたら、一見便利そうなのですが・・・後処理が意外と面倒。
紅茶の中で泳がせれば、綺麗さっぱり生姜が落ちるかと思ったのですが、繊維が割と残ってしまうのです。
それを綺麗に洗い落とすのが、すごーく面倒で面倒で、まどろっこしい作業にイライラ。
毎回生姜をおろすことも面倒になってしまい、この道具はお蔵入りとなりました。
大根かつらむきをする道具
薄くて綺麗な大根のかつらむきができたら、料理の幅が広がるかな?と思っての購入です。
写真でスルスル〜っと簡単にかつら剥きをしている様子が紹介されていて、便利そうって飛びつきました。
でも、実際には刃を当てる角度にかなりのコツが必要な上、案外力も必要で、ちっとも上手にかつらむきができませんでした。
これでフルーツの皮をむいてもいいらしいですけどね。
私は包丁でむいてしまった方が断然早いです。
どうしても大根のかつら剥きをしなければいけない理由もないので、この道具を使いこなす努力は放棄しました。
包丁1本あれば用は足ります。
↓↓このタイプのピーラーは別。手放せません。
人参とジャガイモは、これで皮を剥いた方が断然早いし、薄く皮を剥くことができるので、ずっと愛用し続けるでしょう。
便利グッズの盲点
今回断捨離したこの2つの道具の共通点。
1つ目は、用途が1つに限られてしまうこと。
2つ目は、案外使い方にコツが必要で面倒くさいということ。
用途が1つに限られてしまうと、どうしても出番が減ってしまうため、奥に追いやられてしまいます。
そうすると目に入る機会も減ってしまい、存在自体を忘れてしまって、死蔵品に。
そして、全ての便利グッズがそうとは言えませんが、扱い方にコツがあったりと複雑な部分もあり、便利グッズを使いこなすのが難しいだなんて、盲点でした。
シンプルな道具を、いろんな使い方ができるようになる方が、結果的には便利なんじゃないかと思う、今日この頃です。
ビフォー&アフター
↓片付け前の引き出し。
↓整理後の引き出し。
ものが減ったら、必要なものが際立って見えるようになりました。
料理のストレスが、これでちょっとは減ってくれるでしょう。
やっぱり、ものは少ないほうがいいですね。
↓毎日使うシリコーンスプーンは、出しっ放し収納に変更です。
コンロのそばは油ハネなどあるので、毎日洗うものだけを出しっ放し収納にしています。
たまにしか使わないものを出しっぱなしにしておくと、ベトベトになってしまい、管理が大変になってしまうので。