「使い果たす習慣」で紹介されている方法で一番役に立った驚きのメリット4つ。
ミニマリストで人気ブロガーの森秋子さんの著書「使い果たす習慣」を読みました。
本の内容は、秋子さん流のミニマリストの考え方や、少ないもので豊かに暮らす工夫が紹介されています。
どれも参考になることばかりでしたが、その中でも私の家事が劇的に楽になったものについて紹介したいと思います。
ビニール袋は最高の掃除スポンジ
隙間時間を利用して読みたかったので、電子書籍で購入しました。
本の中で紹介されていた方法で、実際にやってみてずっと習慣にしたいと思ったのが、捨てるビニール袋を使って掃除をするという方法です。
ビニール袋をスポンジにしてシンク、風呂、洗面台、鏡、トイレの流しのどこかを磨き、最後は捨てる。
このように秋子さんはダイレクトメールが入っていたビニール袋を使って、あらゆる水回りをお掃除されているそうです。
浴室掃除ではこのように使っているようです。
ぐしゃぐしゃに握って、シャンプーをつけて磨いたら、手にフィットして汚れもよく落ちます。
ぐしゃぐしゃに握ってこするだけ。
なんとシンプルで簡単な方法なのでしょう!
ズボラで面倒くさがり屋の私でも、これだけシンプルだったらやってみようという気になりました。
まずはシンクの掃除にトライ
秋子さんはダイレクトメールが入っていたビニール袋の二次活用をされているわけですが、私は食品を保存していたビニール袋やラップをシンク磨きに使うことにしました。
料理を作りながら、ついでにシンクを磨く作戦です。
ダイレクトメールが入っていたビニール袋が出たタイミングで、すぐに掃除する気になれないからです。
ダイレクトメールにこだわってしまうと、私の性格上、いつか掃除をしようとビニールゴミを溜めてしまうのが、ありありと想像できました(苦笑)。
ビニール袋でシンクを磨いて知った驚きの4つのメリット
1、普通のスポンジよりも簡単にシンクが綺麗になる
ぐしゃぐしゃに丸めたビニール袋に、台所用洗剤を数滴垂らして磨いただけで、シンクが簡単に驚くほどピカピカになりました。
しかも洗剤を使ったのは初回だけです。
2回目からはお湯を流しながらササっとこするだけで、簡単にシンクが綺麗になってしまうのは驚きでした。
簡単バンザイ!!
焼肉をした後など、頑固な油汚れの時はさすがにお湯だけでは無理なので、セスキ炭酸ソーダを水で溶かした「セスキ水」をスプレーしてから磨きます。
それだけで十分に綺麗になります。
洗剤を使ったスペシャルケアは1ヶ月に1回くらいで大丈夫そうです。
2、最後に捨てれるということが掃除のハードルを劇的に下げた。
これまでのシンク磨きのタイミングは食後の食器を洗った後、片付けの総仕上げとして行なっていました。
家事の中で食後の食器洗いが何よりも嫌いな私は、1分1秒でも早く解放されたい・・・。
そんな心持ちでいるので、シンク磨きまで頑張ることは、もはや拷問に近い感覚がありました。
でも、これが料理を作りながら、その時に出た洗い物を片付け、ついでにシンクを磨くというスタイルに変えたら、全く苦にならないという発見がありました。
3、ズボラな私が楽しくマメに掃除をしている
シンクだけでなく排水溝もついでに、こすり洗いをするようになりました。
毎日やっていればドロドロになることはありませんが、それでも多少はヌルッとしていることもあります。
そこをこすったスポンジをまたきれいに洗うというメンテナンスが不要なのは、かなり心理的負担が軽くなりました。
もともとゴミになるものを使っているので、捨てることに罪悪感はありません。
むしろ、もうひと活躍させることができることが、嬉しくてたまらないのです。
なんだかとってもいい事をしているような気分です。
そんな気分を味わいたいがために、1日に数回はシンクを磨く日々。
いつでもピカピカな状態をキープできるようになりました。
やっぱりキレイなのは気分が良いですね。
4、洗剤を使わないので手が荒れにくい
食器洗いのたびに洗剤を使うと手が荒れてしまうので、軽い油汚れだったらお湯だけで落ちるアクリルスポンジを使っています。
でも、シンク洗いだけは別でした。
シンク洗い用のアクリルスポンジを置いておくのは、不潔っぽいので抵抗がありました。
そこで、台布巾として使った使い捨てのキッチンペーパーを使って磨いていたのですが、これが石鹸を使わないと綺麗にならないのです。
キッチンペーパーからビニール袋に変えたところ、洗剤が不要になったので手の乾燥がかなりマシになりました。
おわりに
ビニール袋を使ってシンク磨きをする方法は、私にとって掃除のハードルをぐーんと下げることに繋がり、マメに掃除するようになりました。
何よりも洗剤を使わずに、簡単に綺麗になるというのが嬉しいです。
素晴らしいメリットです。
しかしシンクを磨くタイミングが料理をしながらなので、食後の食器を洗えば、またすぐに汚れてしまうというデメリットがあります。
でも、ここは完璧な仕上がりを求めないことにしました。
大嫌いな食後の食器洗いの後に、もうひと頑張りしなくて良いという心理的負担がないのは精神衛生上とても良いです。
疲労度がかなり違います。
毎日磨いていれば、汚れは大してたまりませんし、あまり気にならなくなりました。
今のところシンク洗いだけにビニール袋を活用しています。
洗面ボールはメラミンスポンジを使っているからです。
メラミンスポンジの在庫を使い切ったら、ビニール袋で磨くという方法に切り替えようと思います。
掃除道具をわざわざ買わなくて良いというのは、経済的にも助かりますので。