洋服ブラシによる毛玉防止の効果はどれくらい?実際にお手入れした画像を公開します。
ミニマリストを目指して断捨離しているので、洋服の数もかなり減ってきました。
少ない服でやりくりしていると、ニットは毛玉ができやすくなってしまいます。
そこでニットを長く着れるように、洋服ブラシをかけるようになりました。
毛玉になる一歩手前からブラシをかけたらどうなるのか?
そのビフォー・アフターを画像付きで公開したいと思います。
ニットのブラシのかけ方
今シーズン初のブラッシングです。
これは、10月下旬から着用し始めたカシミヤのニット(ユニクロ)です。
昨年購入したものです。
真ん中らへんの繊維がボコボコとしていて、うっすら絡まっています。
拡大するとこのような感じになります。
毛玉までは行っていませんが、繊維が絡まっているせいで着古した感が出てきてしまいました。
この状態を放置しておくと、頑固な毛玉になって残念なことになってしまいます。
毛玉ができる前に、再生を図るために洋服ブラシをかけます。
ニットは馬毛のブラシを使おう。
私が使っているのは、両面ブラシになっているタイプで、素材は豚毛と馬毛です。
東急ハンズで買いました。
豚毛と馬毛の違いは、ブラシの硬さです。
豚毛は固く、馬毛は柔らかいといった違いがあります
ニットはデリケートな生地なので、馬毛の方を使います。
豚毛はウール素材のコートやスーツ、トレンチコートなど丈夫な生地のブラッシングに適しています。
ブラッシングの仕方
ニットのブラシがけのポイント
・ニットのブラッシングは平面な場所で行う。
・上から下に向かって、繊維に沿ってブラシをかける。
・手首のスナップを効かせて、 掃き掃除をするような感じで優しく。
・毛玉を取るというよりは繊維の絡まりをほぐすように、表面を撫でるように絡まった髪の毛をとかすようなイメージで少しずつ。
ブラシ後の状態
ブラシをかけ終わったニットです。
肉眼では結構違って見えるのですが、写真に撮ると違いがあまりよく分かりませんね ・・・。
拡大すると、繊維の絡まりが取れているのがわかると思います。
そもそも生地にシワがついているせいでビフォー・アフターが分かりにくいですが、 画像を隣に並べたら、ちょっとは違いが伝わるでしょうか?
このように 繊維の絡まりがとれてリフレッシュしました。
これでまた、着るのが楽しみな状態に戻りました。
無印良品のカーディガンもブラッシングしました。
購入して3シーズン目です。
ブラシ前後を比べやすいように、片側をブラッシングした状態で写真を撮ってみました。
プチプラのニットも、ブラッシングすれば毛玉ができにくく長持ちします。
洋服ブラシをかけると、なぜ洋服が長持ちするの?
洋服ブラシの役割は、埃と毛玉を取ることです。
ブラシは天然素材のものをお勧めします。
静電気が起こりにくいので、埃を寄せ付けないからです。
コロコロなどの粘着シートで埃を取る場合もありますが、それは表面の埃を取っているに過ぎません。
ブラッシングをすることで、繊維の奥まで入り込んだ埃や汚れを掻き出すことができます。
汚れは害虫の餌になってしまうので、定期的に汚れを掻き出しておく必要があるのですね。
ブラッシングすることで害虫が寄って来にくくなるので、大切な洋服が虫食いの被害にあうのを避けることができます。
また、汚れを落とすだけではなく、ブラッシングすると繊維の流れが整うので、光沢も出て来ます。
カシミヤのコートだとそれがとてもよく分かります。
おわりに
ニットの場合は特に繊維の流れが整うだけで、かなり見栄えが変わります。
毛玉さえできなければ、肘の部分が伸びたり薄くなるまでは着用できますね。
この生地の強度は、やはりお値段なり。
一概に洋服ブラシをかけて何年持つとか言い切れません。
無印良品の五千円くらいのカーディガンのクオリティで、4シーズン着れればまずまずなのではないでしょうか。
毛玉だらけになった服はテンション下がって、即処分対象になりがちです。
今私は不用品を捨てまくっていますが、捨てることが好きなわけではありません。
今使っている物や服はできるだけ長持ちさせて、簡単には捨てたくないと思っています。
本来は着用ごとにブラッシングした方がいいのですが、ズボラゆえ、そこまで頻回にはできていません。
毛玉ができる一歩手前のところで、慌ててブラッシングしているのが現状です。
間に合わなくて毛玉になってしまい、ちまちま眉切りバサミで毛玉を取っていることも多いです。
それでも、時々でもブラッシングすると生地が長持ちしてくれているのを実感しています。
洋服の数が減って着用回数が増えました。
これは毛玉ができやすい環境でもあるので、もう少しマメにブラッシングできるようにしたいですね。