無印良品のノートを処分して気づいた、たった1つのデメリットが多くのメリットを打ち消す破壊力とは。
無印良品のシンプルさが大好きで、雑貨や洋服(主に部屋着)食品と、満遍なく購入しているわけですが、ノート類だけはもう買わないと決めました。
数冊あるうち、この3冊は捨てることにします。
中はほとんど白紙です。
無印のノート類は私が求めている基準の多くを満たしているのですが、たった一つのデメリットがどうしても受け入れられないのだと気づいてしまったのです。
無印良品のノート類の良いところ
買わないと決めた無印のノートですが、実はメリットの方が多いです。
値段と品質を総合的に見たら、かなり良いものだと思います。
詳しく上げていきますね。
安価である
ノートは消耗品です。
安い方が家計的には助かりますね。
表紙がシンプル
無印のノートの表紙はなんの飾り付けもなく、色は黒・ベージュ・白(半透明)・グレート落ち着いた色だけ。
シンプルのままでもいいし、スタンプを押したり、シールやマスキングテープを貼って自分の好みに自由にデコることができます。
その分、愛着もわきやすいですね。
また見た目がシンプルなおかげで、使用済のノートを収納した時に見た目がごちゃごちゃせず統一感があって美しいです。
表紙に程良い硬さがある
安価で紙の表紙がしっかりした硬い素材なのは、無印良品だけにしかないかもしれません(セット売りのノートは柔らかいです)。
この強度のおかげで机がなくても、立ったままでも座ったままでも安定して文字を書くことができます。
キャンパ◯ノートだと表紙がふにゃふにゃしていて、少々書きにくいんですよね。
罫線の太さ
濃すぎることも薄すぎることもありません。
文字の存在感を邪魔しなくて丁度いい感じです。
紙のクオリティ
インクが紙の裏側まで浸透するような、裏抜けすることはありません。
その点100円ショップのノートは、このインクの裏抜けがかなりの頻度で起こるので、安くてももう二度と買わないと決めています。
すぐに捨ててしまうメモ用紙は別として、ノートはある程度保存して、見返すことも目的にしているため、ここは私にとっては重要な事です。
裏抜けが酷かったら、文字が読みにくいですからね。
たった1つのデメリットが、多くのメリットを打ち消してしまう破壊力
もうね、先ほど挙げたように、無印良品のノートって基本いい事ずくめなんですよ。
だけど、たった1つだけ私にとってはデメリットがあるのです。
それは、紙の色。
わら半紙の色を少し薄くしたようなクスんだ白っぽいあの色が、なんとなく好きになれないんです。
すごく嫌いというわけではありません。
ほんの少し気になる程度です。
なのに、このほんのわずかな不協和音は、想像以上に心と脳に影響を与えているようなのです。
どんな影響があるのか具体的に挙げてみますね。
・ノートを開くとテンションが下がり、どんよりした気持ちになる。
・ノートを開くと急にやる気がなくなる。
・思考がまとまらない。
・アイデア出しをしようと思ってノートを開いたのに、全く広がっていかない。
・とにかく書くのがつまらなくなっていく。
色が与える影響力は、自分が思う以上に大きなものなのかもしれません。
これではノートの役目を全く果たすどころか、逆効果になっています。
そこで分かったのは、やる気を引き出してくれるのは、紙の色はクスミが少ない白で罫線の色は薄いグレーだという事でした。
これは、あくまでも私にとってはです。
落ち着いたクリーム色の方が、しっくりくる人もいるかもしれませんね。
ほんのわずかな「ちょっと嫌かも」を無視しない
この2ヶ月断捨離をしていて、快・不快のセンサーが鋭くなってきているような気がします。
今までは、気のせいだと思って見過ごしていたことが、本当に気のせいなのかな?と丹念に自分の内面をみていくことが増えてきました。
なぜだか分からないけれど無印のノートを開くと言葉が消える、何も浮かんでこないということが、しょっちゅうありました。
これを「気のせい」と思わない事にしました。
これは私個人の感覚なので、何も問題ない人もきっと多いと思います。
なので、「ふ〜ん、そうなんだ」と軽く参考までに流していただけたらと思います。
感性は一人一人違うのが当前なので。
頭で考えつくメリットよりも、自分の中の感性が「ノー」を出したら、それに従う。
見るからに不要なものを捨て終わった後の片付けは、この積み重ねになっていきそうです。