ズボラな人が看護師なんてやってて大丈夫なの?失敗しないために工夫していること。
ズボラ人間の私、島ゆゆ子の職業は看護師です。
そんな人が看護師なんてやって、大丈夫なのだろうか?
そんな看護師がいる病院なんて怖くて行けない!
そう思っている読者さんは、少なからずいらっしゃるかもしれませんね。
安心してください!
医療ミスは、未だかつて起こしたことはありません(当たり前)。
自分がズボラ人間だと分かっているからこそ、ちゃんと対策をとってミスは未然に防いでいます。
今日は、ミスをしないために工夫していることのお話です。
大前提として自分を信用していない。
自分がズボラ人間だと、十分に自覚しております。
なので大前提として、自分を信用していません。
そもそもが忘れっぽく、うっかり屋。
昨日なんて、固定資産税を払い忘れて、督促状が届いてしまいましたからね(汗)。
慌ててコンビニに駆け込んで払いに行きました。
そのうえ私は、そそっかしく、おっちょこちょいです。
自分の脳みそだけの記憶では、全く頼りになりません。
また、色々やらかしてわーわー、キャーキャー叫んでいます。
それが家にいる時の素の状態です。
こんな状態の人を医療現場に解き放ったら、危険極まりないことこの上ありません。
私だって、そんな看護師とは関わりたくありません。^^;
短所が分かっているからこそ工夫していること
一番の問題は、ダメなところが分かっていないことだとも言います。
ダメなところが分かっていれば、対策は立てれますね!
忘れっぽいことへの対策
とにかくメモしまくること!
オーソドックスですが、書き残すことがいちばんの対策です。
ただし、メモして持ち歩くだけでは甘い!
個人的に忘れたくないことは、ポケットメモに記録しますが、仕事の進行として時間で行なっていることは別です。
付箋に書いて、なんでも処置室の壁に貼り付けておきます。
情報の共有も兼ねて、他の人の目にも触れるようにしておくのです。
こうしておくことで、ウッカリしていたとしても「これって、どうなってるの?」と、突っ込んでもらえます。
忘れていなくても忙しくて手が回ってないだけの時もありますから、代わりにやっておいてもらうことで、患者さんに迷惑がかからないようにしています。
もう、他人を巻き込む!(笑)
自分のダメさ加減を分かっているから、医療ミスにならないように、しつこいくらいに、確認するようにしています。
その他、時間でやらなければならないことについては、タイマーを使います。
そそっかしいことへの対策
家にいると勘違いとかよくあります。
でも、仕事で勘違いして、医療ミスになったらシャレになりません。
看護学校でも教わりますが、投薬する前は、もう1人スタッフと一緒に薬のダブルチェックは当たり前です。
それから自分のことは過信せず、未だにちょっとでも不安事項があったら、周りの人に確認を取るようにしています。
そして医者から指示を受けたことは、「はい」「わかりました」という返事だけでは終わらさず、必ず復唱して確認します。
これは自分の記憶の定着のためと、お互いの認識が合っているかを確認するために、復唱しています。
認識がずれると事故の元になりますからね。
採血などの医療行為は、自分が安心できるレベルになるまで、必ず感覚を使いながら頭の中でシミュレーションをします。
20年近くもやってれば、それは一瞬で終わるようになりましたが、絶対に省きません。
おわりに
人の命がかかっている仕事なので、医療行為のミスは絶対に許されません。
自分がズボラ人間だと分かっているからこそ、これはかなりのプレッシャーです。
外科病棟にいた頃は、手術後の患者さんの容態の悪化のサインを見逃したらどうしようって、吐き気がするほど緊張していました。
今は内科で働いているので、それは懐かしい思い出です。
一番怖いのは、ズボラなのにズボラだと分かっていない事ですね。
対策の立てようがありませんからね。
ということでズボラ人間ですが、仕事だけは割と几帳面にやっているよ、というお話でした。
↑↑いつも刺激をもらっている場所です