楽野由乃ブログ

ムダな時間と手間をはぶく。持ちすぎないシンプルな暮らしについて書いています。

野菜の下処理にいそしんだ丁寧な暮らしもどきの休日。

「野菜が出来すぎちゃったから持って行って」と母からの電話。

実家には家庭菜園があります。

車で20分ほどのところにある、その場所に向かい、少しずつ色々もらってきました。

畑ではちょっとの量に見えた野菜も、家に持ち帰って見てみると、その大量さに驚きます。

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家庭菜園といえども大きな畑。大量の野菜がやってきました。

もらってきた野菜は、白菜、サラダ菜、ほうれん草、春菊、水菜、ブロッコリー、ネギ、人参、大根です。

収穫したての野菜はもちろん泥つき。

冷蔵庫が汚れてしまうので、とりあえず洗います。

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ここまできたら、色々一気にやってしまえー!

珍しくそんな気分になり、まずはほうれん草とブロッコリーを茹でました。

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この際だから、水菜もすぐに使えるように、ザクザク切ってしまおう。

ネギも冷凍保存するために、みじん切りにして。

平日は忙しいので、こういう下処理が済んでいると、かなりの時短になって楽なんですよね。

いつもは下処理なんてしないけど、たまにだったら頑張れます(笑)。

 

白菜は、よく見たらアブラムシがたくさんついていました。

うぉっ・・・。

一瞬ひるんだけれど、大きな芋虫でなければ虫嫌いな私でも、どうにか対処できるレベル。

このまま保存しておいたら、家中にアブラムシが舞うという、おぞましい光景になること間違いありません。

アブラムシがいない状態にしないと、とんでもないことになってしまいます。

アブラムシがいない層まで葉っぱをとることにしました。

そうしたら、こんな量になってしまいました。 

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どう考えても1回で食べきれない量。

とりあえず細めにザクザク切って、塩もみして日持ちするように加工しましょうか。 

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このボールはかなり大きめなのですが、これでもまだ半分の量です。

むいてしまった白菜の葉っぱは傷みやすいので、なんとしてでも今日中に消費しなければなりません。

そんな理由から、夕食は鍋に決定。

野菜だけで鍋に山盛りの量になってしまいました。

なんとも贅沢なことです。

大根と人参以外、下処理を済ませた野菜たちです。

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この下処理に3時間もかかりました。

かなりの達成感です。

毎週これをやるのは大変だけれど、1週間おきくらいだったら、頑張れるかも?

甘くて柔らかくて美味しい野菜なので、大切に食べたいと思います。

面倒くさがりなくせに、丁寧な暮らしをしたい理由。

ズボラなくせに、丁寧な暮らしに憧れを抱いています。

家事はできるだけしたくないのに、手間暇かかることに憧れているって、なんとも矛盾した話です。

憧れを捨てきれないのは、そこに本当の豊かさがあることが、分かっているからなのです。

買ってきた野菜より、家庭菜園で作る新鮮な野菜。

手作りの漬物、梅干し、ジャム、味噌。

ヨモギを摘んできて一から作る草餅。

手打ち蕎麦。

田舎に住んでいた祖母はとにかくマメな人で、こうしたものをよく作ってくれました。

どれもこれも手間暇かかるものばかり。

添加物も何も入っていないシンプルな材料で作られたこうした食べ物は、とにかく絶品で。

見た目は素朴でも、食べているうちに不思議と元気になれました。

買えるものなら買いたいです。

でも、どこにも売っていません。

それっぽいものを買って食べてみても、なんか違うのです。

それが家庭の味というものなのかもしれません。

売ってないなら、自分で作るしかないのですよね。

祖母の味を受け継いだ母が作るものに、私は甘えっぱなしです。

今のところ元気な母も70代半ば。

いつ体調を崩してもおかしくない年齢になってきました。

甘えられるのもタイムリミットが近づいてきている気がします。

母がまだ元気なうちに、教われることは教わっておかないと後悔してしまうかもしれません。

家の中が片付いてシンプルになったら、丁寧な暮らしができる余裕ができるかもしれませんね。