楽野由乃ブログ

ムダな時間と手間をはぶく。持ちすぎないシンプルな暮らしについて書いています。

『手ぶらで生きる。』を読んで、ズボラ主婦の私が取り入れたいミニマリストな考え方とは?

ミニマリストブロガーのしぶさんの著書『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて自由になる50の方法』を読みました。

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独身の彼と既婚で子供もいる私とでは、考え方が違う部分もありますが、参考になることも多くありました。

ズボラ主婦の私が是非取り入れたいことを、ピックアップしますね。

ズボラ主婦の私が共感して取り入れたいと思ったこと。

「限定物」ではなく「定番物」を買う。

しぶさんは、洋服・靴・バッグなど身に付けるものを買うお店と品物を決めてらっしゃいました。

そのメリットは、いつでもどこでも買える安心感なのだそう。

限定物を買ってしまうと「また自分に合ったものを選びなおす」という負担が生じてしまいます。

自分に似合う定番品が分かっていれば、買い物もサッと済みますね。

買い物する時間が大幅に短縮できます。

私はいろんなお店を見て回りたいので、お店までは限定しませんが、「定番物」という部分に共感しました。

定番物だけ探す。

これだけで買い物の時の迷いが相当減るはずです。

また、「限定物」=「流行物」とも言えるかもしれません。

凝ったデザインは組み合わせが限定されるし、イケてる寿命が短いですしね。

悩む暇があったら、さっさと買う、捨てる。

このように言う根拠は「欲しい、捨ててもいいんじゃないか」と感じた直感はほぼ当たっているからだと、しぶさんはおっしゃってます。

なんでもイスラエルのある大学の研究では、人間の直感は90%近い確率で的中することが証明されているのだそうですよ。

私も感覚的に直感で行動した方が上手く物事が回るので、納得してしまいました。

ただし直感って根拠もなく「なんとなく」そう思う、という感じで降ってくるんですよね。

この「「なんとなく」をそのままで済まさず、「なぜその物に惹かれたのか」原因分析もセットにすることが大切だとしぶさんはおっしゃってます。

捨てる理由を考えることで、余計なものを買わないコツが分かってくるからだそうです。

↑これ、うっすらそう思っていたので、これからも捨てる理由をしっかり認識しながら手放して行こうと思います。

もう一方の「悩む暇があったらさっさと買う」については、躊躇しますね。

我が家はギリギリで家計を回しています。

今年は2人の娘(中3・高3)が受験なので、教育費にめちゃくちゃお金がかかるのです。

進学先が公立か私立かでも大きく変わってくるので、簡単に貯金を崩すわけにはいきません。

今、お金の使い道で最優先されるのは、娘たちの教育費です。

私個人のものとか、急いで買わなくていいものについては、やっぱり買い時は悩みますね。

「お金・時間・空間・管理・執着」の雑念をなくす

不要な物まで「失いたくない」とばかりに握りしめていると、本来不安に思う必要がないことにまで想いを馳せる羽目になる。p.163

「余計な雑念がない状態」こそ、ミニマリストが目指すべき境地。p.163

 そうそう、これですよ。

私が断捨離をしている理由って。

とにかく雑念をなくしたい。

大切なことや、大好きなことに集中する時間が欲しいんです。

3択に絞る

選択肢が多ければ多いほど満足度が下がって不幸だと、しぶさんはおっしゃいます。

不幸になるかどうか分かりませんが、あっちの方が良かったかも?とか無駄に悩むことは、十分にありえる話です。

今のマンションに引っ越して来る時に部屋のクロスを変えたのですが、まさにこの状態に陥りました。

選択肢が多いほど楽しくなくなるってね。

この「3択に絞る」方法は、いろんな場面で使えそうです。

手持ちの洋服の色の定番色を3色にする、とかも良さそうです。

洋服はデザインもだけど、何色を買うかも、かなり迷いますからね。

最近色をベーシックなもので揃えるようになったら、コーデがすごくラクで案外楽しいので、3色に決めてみようかな、と思います。

あとは、休日に早起きした時何をするか?で迷ってしまって、結局何もしない、ということがあるので、3つに絞られていたら、行動に移せるかもしれないと思いました。

「努力しないための努力」だけする。

しぶさんは、面倒くさがり屋なのだそうです。

だからこの面倒くさいを原動力にして、「努力しないための努力」で効率化、自動化を考え抜くのだそう。

おぉ!

この発想は私も同じなのでメッチャ共感しました。

『片付けるのが面倒だから、物を減らして散らからないようにする』

というくだりには、もう納得です。

「面倒」をなくせば「楽しい」だけに集中できるとおっしゃってます。

早くその境地になりたい・・・。

ミニマリストな生き方は、最も大切なことに集中しているだけだった。

見事なまでにがら〜んとした室内とか、とことん物ややる事を絞っているミニマリストの方々のブログを見ると、そのストイックさに憧れるけどマネできない・・・。

そう思ってました。

でも、別にマネしなくたっていいんですよね。

「最も大切なこと」「大好きなもの」は、みんな違います。

だから削ぎ落とす対象物が、他の人と違っていて当然なんです。

あの人は捨てちゃってるけど、私には捨てられないと悩む必要がないのだなぁ、とちょっと気が楽になったのでした。

最も大切なものといえば私は家族です。

極端な事を言えば、夫と娘と仲良く過ごせれば、友達がいなくても大丈夫です。

もともと人と群れるのが苦手な私には、ミニマリスト的な生き方が合っているかもしれません。