お酒をやめて8ヶ月目に突きつけられた2つの課題。
2月に花粉症の薬を飲むのをきっかけに、大好きなお酒をやめて8ヶ月経ちました。
今はお酒を我慢するという感覚は全くなく、体が全く欲しない状態です。
去年まではヤメたくても止められないものの一つがお酒だったので、夢のようです。
あれだけ自己嫌悪に陥っていた「夜のうたた寝」に悩まされることもなくなりました。
お酒をやめると基本的に良いことばかりなのですが、長年の習慣をやめたことによる予想外の課題も出てきたのです。
その課題は2つあります。
1、今までの方法では人生を楽しめなくなった。
2、お酒に代わるリセットボタンが分からない。
どういうことなのか、順番にお話ししますね。
課題1、今までの方法では人生を楽しめなくなった。
人生を楽しめないと言うのはちょっと大げさかもしれませんが、今までの楽しい時間はお酒の力を借りていた部分が、かなり多かったことに気づいてしまったのです。
それは先日、夫と2人で地元のお祭りに行った時のことです。
駅周辺が封鎖されて、山車がいくつも出るような大きなお祭りです。
今まではワインバーに行って、本格的な生ハムを堪能するのを楽しみにしていました。
その後、屋台でつまみを買いつつ飲みながら、ほろ酔いでプラプラ歩くのが楽しい時間でした。
そう、ほろ酔いだと、ただ歩くだけでも楽しいんです(笑)。
だからいつも、お酒ありきの楽しみ方となっていました。
ところが今年は、夫婦でお酒を飲まないときた。
お酒を飲まなくなって変わったのは、今まで魅力的に映っていたものが、全く魅力を感じないということ。
食べたいものが全くない・・・。
どうせ外で食べるなら、自分で作れないようなものを食べたいんです。
美味しいものが食べたいんです。
唐揚げも、たこ焼きも、焼きそばも、イカ焼きも、普通の味だろうし、全部自分で作れるから食べる気がしません。
夫も我慢している風でもなく、このクオリティーにお金を払いたくないって感じで、何も買いませんでした。
娘に頼まれた「りんご飴」と「お団子」だけ買って、何も飲み食いせずに帰って来てしまったのです。
お祭りは、ただ疲れるだけの場所になってしまいました。
おそらく来年は行かないでしょう・・・・。
課題2、お酒に代わるリセットボタンがない。
夕ご飯を作り終えて食卓について、大好きなお酒を飲む。。。
これが1日頑張った自分へのご褒美でもありました。
お酒を飲むと体の力も抜けるので、自然とON→OFFに切り替わったんですよね。
お酒は、リセットボタンでした。
お酒を飲まなくなった今、体が脱力しないからかずっとON状態です。
お風呂も、スィーツも、ご褒美と思えるほどの快感がないので、私にとってはリセットボタンにはなりません。
飲酒のせいで体に鉛が入ったような気だるさからは解放されたけど、いい感じに脱力できずにいます。
寝る前くらいは、脱力してリラックスしたい・・・・。
それが課題です。
どうしたら課題をクリアできるのか考えてみました。
最近強く思うのは、自分はジッとしていて受け身で刺激を与えられるだけの物は、つまらなくなったということ。
クリエイティブになれるものが良いです。
自分で考えて生み出すとか、体を使って何かするとか、そういう類のことです。
達成感を感じられるようなものかもしれません。
ある意味ブログは文章を考えるので、クリエイティブな作業ですね。
今取り組んでいる片付けも、クリエイティブと言えばそうだけど・・・。
夜、脱力してリラックスするほどの威力はありません。
一人で完結してしまうものだけではなくて、夫と共有できるものも欲しいところ。
もしかしたら、何か運動を始めるのがいいのかもしれませんね。
週末ジムに2人で行きますが、もうちょい楽しそうなものを一緒にできたらいいなと思います。
体を使えば心地よい疲労感で、夜は勝手に脱力してくれるかもしれません。
問題は、時間の捻出ですね。
そのためには、家事が楽になるシステムを作り上げることが先決ですね。
家事のせいで他のことをやる気力が削がれている現状があるからです。
そうするとやはり、片付けが優先順位のトップになりますね。