楽野由乃ブログ

ムダな時間と手間をはぶく。持ちすぎないシンプルな暮らしについて書いています。

捨て疲れで脱力した原因と、充電するために年末年始やったこと。

昨年の8月から物を減らしを始めて4ヶ月経ったところで、どうしようもなく疲れてしまい、ブログもろともお休みして充電していました。

捨て疲れに陥った原因を振り返り、復活するために充電したことについて紹介したいと思います。

 

捨て疲れの原因

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何を捨てて何を残すか?

残したモノをどう収納し直すか?

この決断の連続は、想像をはるかに超えるエネルギーを必要として、気づいたらどうしようもない程に消耗していました。

「決断疲れ」という言葉は知っていましたが、私には無関係だとタカをくくっていました。

こうも脱力してしまうとは、自分でも予想外のことでした。

 

スッキリして・・・で?

それで?

 

そこから先の心地良い生活が、さっぱりイメージできなくなっていました。

いつの間にか「捨てる」ことが目的になってしまっていたのです。

片付けてストレスを軽くして、その先の生活。

どんな生活だったら心地良いのか?という視点が、いつの間にかすっぽり抜け落ちてしまっていたんですよね。

だから何のために一生懸命モノを捨てているのか、分からなくなっちゃったんです。

不要なものを捨てたおかげで、理想のスッキリした状態ではなくてもカオスな空間はほとんどありません。

すると、別に生活に支障なんてないんです。

ほどほどに片付いているので。

 

一時期は捨てるのが楽しくて仕方なかったのですが、明らかな不要品が無くなってからは、自分と向き合わないと決められないことばかりで、だんだん辛くなっていきました。

どこかで聞いたような話ですが、私ももれなく、多数の人が経験する壁にぶち当たったわけです。

一気に進めると、その反動も大きいですね・・・。

ダイエットのリバンドとなんだか似ていますね。

「お金の不安」が減ったらモチベーションも低下

ぶっちゃけて言うとブログを書くもう一つの目的は、ブログからの広告収入です。

ブログを書くことが持ち物の取捨選択の励みになっていたのは事実ですが、それよりも「お金の不安から逃れたい」という切羽詰まった事情がありました。

それは教育費です。

娘達の進路次第では、多額の学費が必要になります。

これまでまともに貯金してこなかったので、進学先次第では家計が破綻しかねない危機でした。

なんとかこの危機を回避しなければと必死。

お尻に火がついた私は、行動する以外選択肢はありませんでした。

切羽詰まって毎日断捨離してブログを書き、がむしゃらに行動してきました。

しかし、年末に長女の受験が終わりました。

4月から通う学校は、べらぼうに高い学費ではありません。

しかも受験校が1校で済んだため、家計的にかなり助かりました。

受験料は1校あたり2万〜3万円かかります。

もし年末の受験に失敗したら、5〜10校受験する予定でした。

すると試験を受けるだけで、10万〜30万円の費用がかかる計算になります。

しかも第3希望以降の学校の合格発表が先だったので、入学金(約30万円)だけ先に振り込んで、第2希望の学校を受験しなければなりませんでした。

第2希望の学校が合格したら、第3希望の学校の入学金は捨てることになります。

このように、下手したら長女の受験だけで約60万円かかるところでしたが、たったの2万円で済みました。

この58万円の差は、かなり大きいです。

心の底からホッとしました。

これで次女が公立高校に合格してくれれば、今の収入でも家計のやりくりに不安はありません。

すっかりお尻の火が消えてしまい、がむしゃらに頑張る理由が無くなってしまいました。

 

充電するために年末年始やったこと

お金の不安が少なくなったら急に脱力してしまい、片付けする気力もブログを書く気力もが湧いてこなくなってしまいました。

もうエネルギーが枯渇している感じ。

そこで、これまで我慢してたことを思う存分やることにしました。

それは、漫画を読みまくることと、映画を観ることです。

ジャンルはホラー以外だったら、なんでも読みます。

その中でも恋愛ものが一番好きです。

感動したり、胸キュン時間を堪能すると、めちゃくちゃ元気になります。

私がリアルの世界で胸キュンを味わえたのは、もう過去の話。

今や漫画の世界にしかありません。

夫に不満があるわけではないんです。

夫婦仲はいいし、彼と過ごす時間は心地良いものではありますが、胸キュンではないんですよね。

なぜなら私にとって胸キュンは、非日常の中にしかないからです。

 

夫がいる身でリアルで胸キュンを味わいたかったら、もう不倫しかないわけですが、面倒なのでそういう願望はありません。

それに多分いろいろ経験しすぎてピュアな心は失ってますから、リアルの世界では胸キュンできないでしょう(笑)。

そんなわけで、漫画の世界で味わう胸キュンで満足しています。

漫画は電子書籍で読んでいるので、物が溢れるという心配がないので気楽です。

おわりに

メンタル的に元気になってきたら、また片付けする気力もブログを書く気力も戻ってきました。

元気になってきたら、ブログを書かない生活はやっぱり物足りなってきました。

広告収入を第一に考えてアクセ数を気にしすぎると、プレッシャーになってつまらなくなるので、今後は自由に楽しみながら更新していこうと思います。

汚部屋ではなくても、まだゴチャッとしている我が家。

やっぱりもうちょっとスッキリさせたいです。

物の取捨選択は時に自分の内面と向き合う辛い作業になるので、今後はエネルギーが枯渇する前にご褒美タイムを設けて、定期的に充電していきたいと思います。

そもそも断捨離をする理由は、苦手な家事労働を減らし、なおかつ暮らしを心地よくし、罪悪感を抱く事なく好きな事を堪能するためなのですから。