楽野由乃ブログ

ムダな時間と手間をはぶく。持ちすぎないシンプルな暮らしについて書いています。

劣化していないセーターを処分、通販だと見抜けない意外な盲点とは?

シーズン中ではありますが、まだ劣化していないセーターを処分することにしました。

処分することになったセーターは、通販で買い求めたものです。

カタログを見ただけでは分からない、通販ならではの盲点がありました。

2度と同じ失敗を繰り返さないためにも、なぜ処分することになったのか理由を明確にしておかなければなりません。

 

実際に着てみないと分からない情報がたくさんある。

今回断捨離することになったセーターです。

昨年買ったばかりで、数えるほどしか袖を通していません。

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カタログで見たモデルさんは、少し襟を抜くようにして着ていて、それが今時みたいでオシャレに見えました。

オーソドックスなデザインばかり着ていたので、少々飽きていたこともあり、ついつい手を出してしまったのです。

しかし、購入してみてわかったのは、写真や表示されている数字だけでは分からない、盲点がありました。

1、着心地

試着せずに買ったので、着心地のチェックはできずじまいでした。

このセーターは少しだけ変わったデザインで、縫い目が背中のところにあります。

通常のセーターは、腕の付け根あたりに縫い目がありますが、このセーターにはありません。

この縫い目の違いによって、着心地が大きく左右されようとは夢にも思いませんでした。

背中に縫い目があることで伸縮性が損なわれてしまい、背中に常に突っ張り感を感じてしまうのです。

些細なことだけれど、これが地味にストレスでした。

肩こりも若干悪化したように思います。

2、胸元が寒い

確かこのセーターを買ったのは、まだそんなに寒くない頃でした。

薄手のセーターということもあって、ブラウスではちょっと肌寒い時に着ようと思ったのです。

ですが実際は、着るタイミングが非常に難しいセーターでした。

私はとても寒がりなので、肌寒くなってくる頃には、胸元が広めに開いたデザインは冷えてしまって着れません。

首元までしっかりガードしないと、冷えて頭が痛くなってくるほどなのです。

胸元が開いていても大丈夫な季節には、このセーターは暑くて着れませんでした。

冷え性対策として、下にユニクロのヒートテックを重ね着るということもしてみました。

でも、なんか変。

野暮ったいんです。

3、ハイウエストのボトムスにしか合わせられない。

このセーターの丈は若干短めにできています。

スカートに合わせるにはちょうど良い感じかもしれませんね。

ですが、私は日常着のスカートは持っていません。

パンツだったらハイウエストのものだとバランスがいい感じです。

しかし、ハイウエストは1着しか持っていないので、さらに着る機会が限られてしまう原因となりました。

 

今後、買い物で失敗しないための戒め。

やはり洋服は、試着しないとわかりませんね。

このセーターは送料無料で返品できる商品でした。

でも、背中が引きつれた違和感がここまで苦痛になろうとは、ほんの数分着るくらいでは見抜けませんでした。

これは、盲点でした。

そしてデザインが好みでも、素材によっては着るタイミングがないということも学びました。

セーターは防寒がしっかりできる事が、寒がりな私にとって必須条件だという事が、よく良く分かりました。

これまで、せっかく買ったのだからと、だましだまし罪滅ぼし的に時々着用していました。

買ったのに着ないことは、この上ない罪悪感だったのです。

でも、これからは本当に心地よいものだけを所有しようと決意して、片付けに取り組んでいます。

シーズン中ではありますが、いやいや着るくらいなら、潔く手放そうと決めました。

着なくてもいいと思ったら、気が楽になりました。

「着心地が分からない洋服は通販では買わない」を絶対守るべき洋服の買い物ルールにしたいと思います。