楽野由乃ブログ

ムダな時間と手間をはぶく。持ちすぎないシンプルな暮らしについて書いています。

物を捨てた効果?!自然に夫の行動が変わった3つのこと。

物を減らし始めて2ヶ月。

私が何か言ったわけではないのに、自然に夫の行動までも変わって来ました。

夫が変わることを期待して片付けをしていたわけではなかったので、これにはビックリです。

物を減らしたら夫がいい意味で変わった、代表的なもの3つ。

私が片付けに取り組むようになってから、夫の何が変わったのかというと、こちらからお願いしなくても、自分で色々やってくれるようになったことです。

それは主に3つです。

1、お酒をやめた。

2、仕事から帰って来たら、自分で作業着を洗濯して干してくれるようになった。

3、夕食の片付けをしてくれるようになった。

つまり、家事に協力的になったのですね。

それまでの夫はというと・・・

私が仕事で疲れて何事にも億劫がっていた時は、夫もダラダラしていて、気づくと寝室に消えている、ということが常でした。

「ここは片付けておくからお風呂に入っておいで。」なんて言いながら、私がお風呂から出てみると、何も片付いていない、なんて事もしょっちゅうで。

ぬか喜びして損したぜー!ってね。

そんな夫を見ていると、ふつふつと怒りすら湧いてくることもありました。

私だって、何もかも放り出して眠りたいのに!

私も仕事しているのに、なんで私ばっかりこんなに家事を負担しなければならないんだろう・・・って。

家事に対する被害者意識みたいのが、私の中ではかなり大きかったんです。

なんていうか「家事=罰ゲーム」みたいな感じ?

それだけ私は家事が嫌いです。

家事を楽にするために始めた片付け。

家事が嫌いな人が主婦だと、どうしても家の中は雑然となりがちです。

雑然とした中で暮らしていると、些細なことでもイライラするし、いつも何かに追われているような落ち着かない感覚に陥ります。

それだけで気分的にエネルギーを吸い取られて、余計に疲れてしまうという悪循環でした。 

この状況がいい加減、嫌になってしまったのですね。

家事は嫌いだけど、スッキリした空間で暮らしたい。

雑然とするのは、物が多いからだ。

ならば、物を減らしてしまおう。

そうすれば、億劫な片付けから解放されるはず!

という考えで、片付けに取り組んだわけです。

はじめに変わったのは、私の方かもしれません。

片付けを始めた時に意識したのは、夫には一切期待しないということです。

期待したらしただけ、その分、当てが外れた時の反動がハンパありませんからね。

どうしようもないくらいの怒りが湧いて来てしまいます。

怒るってのも、パワーがいる感情なのでね。

疲れるんですよね。

無駄に疲れたくないので、期待することもやめたわけです。

淡々と自分のテリトリーの物を減らしていく日々。

物が減ってくると、少しずつ片付けが簡単になって来ました。

簡単になってくると片付けへのハードルが下がって、相乗効果で家事をすることへの億劫な気持ちも自然に消えていきました。

意味もなくイライラすることが、減っていったように思います。

大嫌いな夕食の片付けも、うんざりするほど嫌なことではなくなっていました。

夫の行動が変わったのは、私がそういう状態になった時だったんです。

相手に変わって欲しいと執着しているうちは変わらない。

相手に変わって欲しいと思っている時って、案外自分に都合の良い人を作ろうとしてるだけだったのかも?

冷静になった今、ふとそう思いました。

なんとも自分勝手な話です。

自分が嫌だからやって欲しいだなんて、そんなの相手だって押し付けられてるみたいで嫌なはずですよ。

助けて欲しい時に「助けて」と言えることも大切かもしれないけれど、不満たらたらの自分の気持ちは、自分で解消した方が早道ですね。

自分の問題を相手のせいにしてはいけません。

このお片づけを通して、そんなことを学んだのでした。

相手に求めていた時は叶わず、執着を手放したら、家事からほんの少しだけ解放されました。