本類を減らす。蓋を開けたら過去の遺物の巣窟だった。
本類の整理をしました。
リビングに置いてある蓋つきの収納棚に収められていた本です。
想像以上に過去の遺物の巣窟となっていて、驚きました。
フタで目隠しされている収納はタイムカプセル化する。
リビングに置いてある本棚は、蓋が閉まるタイプのもの。
蓋さえ閉めてしまえば、中身がごちゃごちゃだろうが、一応片付くシステム。
片付くのはいいのですが、本や書類はしょっちゅう見返す類のものではないため、何が入っていたのかすら、もう思い出せず・・・。
パッと目につくものから、間引いて行きました。
古いものが出てきて、まるでタイムカプセルを開けたかのようです。
平成11年版「新郵便番号簿」なんて約20年前のもので、平成30年の今じゃ新しくもなんともありませんね。
当時はスマホはなかったし、ネットがメジャーじゃなかったアナログ時代。
こういう冊子は必需品でした。
今はネットで簡単に調べられるので、もう必要ありません。
調理器具を買った時にもれなくついてくるレシピは、活用したことはほとんどありませんでした。
ホットケーキミックスで作るおやつのレシピの冊子は、もう廃刊になっている主婦雑誌の付録。
印刷されてる日付を見ると2002年(汗)。
ということは長女が1歳の頃に買ったものです。
モデルになっている人の風貌からも、時代を感じますね。
お菓子作りが苦手な私でもホットケーキミックスなら、失敗せずに作れると思って取っておいたと思われます。
この冊子に掲載されているレシピを作ることもなく、すっかりこの付録の存在を忘れていました。
DVD付きのダイエット関連の書籍もありました。
カーヴィーダンス流行ってましたね〜。
いちいちDVDをセットするのが面倒になって、いつの間にかやらなくなり、忘れてました。
約40年間持ち続けていたものも手放します。
子供の頃からずっと大切にしていた本も出てきました。
『イソップ物語』は祖父が買ってくれたものです。
字が読めるようになった私に、買ってくれました。
『モモ』は、漫画ばかり読んでいた私が珍しく自分からねだって買ってもらったものです。
イソップ物語は40年近く経過しているため、劣化が激しいですね。
ボロボロで汚いのに手放せなかった理由は、これです。↓
亡き祖父の字が残っているのです。
祖父はいつも私の幸せを願ってくれて、とても可愛がってくれました。
この字を見ると、その頃の記憶が蘇って手放せなかったのです。
でも、整理を進めていくうちに、もう手放してもいいかな、と思えるようになりました。
わざわざ記憶を呼び覚ますトリガーとなる物がなくても、祖父の愛情はいつまでも残っていると思えるようになりました。
『モモ』は、いつか子供ができたらオススメしたいと思って、とっておきました。
でも、ケースに入れておいてもシミが結構できていて。
娘たちは、気持ち悪がって手に取らなかったので処分することにします。
本棚を処分したい。
今のマンションに引っ越してきた時に、この収納棚を買いました。
娘たちが幼く自由に買い物に行けなかったため、通販で間に合わせで買ったのですね。
カタログを見ているだけでは分からなかったのは、素材感でした。
想像以上に安っぽい合板でできていたのです。
心底がっかり。
いつかお気に入りの家具と交換したいと、ずっと思ってきました。
物をとことん減らして、サイズダウンした家具を買いたいです。
でも、ミニマムな生活にしたいので、もしかしたら家具すらも必要ないかもしれませんね。