12年分の手帳を断捨離、残す価値がある書き方について考察する。
12年分の手帳を断捨離しました。
2006年にほぼ日手帳を使い始めてから、「手帳で夢を叶えるって斬新!」と様々な手帳術にハマりました。
未来の私が見たらきっと、懐かしさに浸ったり、役立つことがあるはず。
そう思って取っておいたのですが・・・・
実際、過去の手帳は役立つ?
12年前というと33歳です。
長女は幼稚園年長、次女は3歳でした。
ゆゆ子の30代は、今思うと混沌とした10年だったように思います。
子育てをしながら自分らしく生きたいと、もがいてました。
子育ては虐待一歩手前くらいまで行くほど、追い詰められていたこともあります。
そんな状態の人が書いている内容ですから、愚痴とか、悩みとかで重いこと、重いこと。
一応、良い意味づけへ変換する記述もありましたけれど、それを今見て役立つかというと・・・?
乗り越えてしまった今の私が見ても、何も響いてこない。
一見前向きそうな風で愚痴ばかり言う、面倒な人がその手帳の中にいました。
この経験をどこかで生かそうと思って、書き残していたはずなのですが、解決策を書いているわけでもないので、残念ながら全く役に立つ内容ではありませんでした。
過去の手帳を見て役立つかどうかは、記録の残し方が重要のようです。
手帳を断捨離の一番の決め手になったもの
今は元気に過ごしているとはいえ、人間いつ死ぬか分かりません。
病気じゃなくても、事故や災害で天国に行ってしまう可能性もあるわけです。
そうしたら私の遺品は、家族の目に晒されることになります。
この事を、よく遊びに行くブロガーさんの「実家の断捨離」について書かれた記事を読んで、ふと考えてしまったのです。
↓↓こちらの記事です。
残された家族が、この手帳を読んでどう思うかを想像してみました。
少なくとも娘たちは、傷ついてしまうかもしれません。
知らずに済むなら、その方が幸せだってこともあります。
これは私自身の経験で、そう思うのです。
「お父さんは、みんなに可愛がられるあなたが憎かったんだって。」
高校生の時に母からそう聞かされて、足元が崩れるかのようなショックを受けてしまったのです。
黙っていて欲しかったな。
後から何やら母が一生懸命フォローの言葉をかけてくれてましたが、ショックすぎて覚えていません。
とまぁ、そういった経緯もあって、自分の娘には同じ思いをして欲しくないので、今のうちに処分することにしました。
価値がある記録にするためには、どうしたらいい?
嬉しいことはいいとして、ネガティブな感情を書き残しておくと、それを見た人はマイナスパワーの毒気にやられてしまいます。
そういう記録は、残しておくべきではありませんね。
私自身が、過去の自分のマイナスエネルギーの毒気にやられてしまいましたから。
それでは、ネガティブな内容に価値を持たせるには、どうしたらいいでしょう?
考えてみました。
感情は具体的なものよりも、後で見返す時は、サラっとしたもので充分です。
あとは次の流れような形で、記録に残っていたら、参考になると思いました。
事実
↓
気づき
↓
解決策
↓
実行して検証。
PDCAですね。
知りたいのは、どういう経緯で今の習慣がつくられたか?ということなので。
きっとそこで、陥るパターンとか見えてくるはず。
それでも、ネガティブな気持ちを吐き出したい時は?
ネガティブな気持ちを吐き出すと、気持ちが整理されてスッキリする効果があります。
そのため、定期的に書きなぐりたい時があるんですよね。
これはそれ専用のノートか紙を用意して、書いたら捨てるくらいがちょうどいいのかも。
おわりに
手帳の断捨離は、私にとっては手強いものの一つでした。
頑張って生きた証、そんなアイテムの一つでもありました。
でも、久しぶりに中身を見返したら、あまり幸せな気持ちになれませんでした。
気分が良くなるものだけ、残して行こう、改めてそう思いました。
↑↑断捨離のモチベーションが上がります